スカンジナビア半島に古くから伝わるその伝統的な刃は、刃先が鋭いため硬い薪にも刺さりやすく、また、中心部が山型に盛り上がっているため、割れにくい薪も簡単に割ることができます。
刃の重さ:1.6kg
柄の長さ:75.0cm
【Helko社 VR(パリオ2000シリーズ)の仕様について】
安全性
ネジ留めによる新しいブレード固定方法の採用により、これまで防止できなかった刃の緩みの問題を克服し、最高レベルの安全性を保証しています。
VPA/GSマーク
安全検査では特に刃先と柄の差し込み口の硬度が重視されます。
刃は、高コストの油槽を70℃という一定の温度に保ち、何度も焼き入れ・焼き戻しを行っています。温度調節がしやすい油槽を使うことにより、材料に正確な硬度(47~56ロックウェル硬度)がつき、使用時のひび割れや刃の抜け落ちを防ぎます。
Vario2000の組み合わせシステム
タイプが異なる7種類の刃と、長さが異なる4種類の柄があり、それらを使って様々な組み合わせができるようになっています。
また刃と柄の組み立ては、いつでも簡単に組み合わせが変更できるように、従来のクサビによる固定ではなく、ネジによる固定方法を採用しています(製造国ドイツで特許取得済み)。
【Helko(ヘルコ)社】とは
60年余の歴史とプライドにかけて。ヘルコの斧は、刃・柄・革など斧という道具の細部ひとつひとつにまで、最も適した原材料を調達し、最も適した加工技術を以って製品化しております。
また、DIN(ドイツ工業規格)や、VPA・GSラベル(レムシャイト試験研究所安全証明ラベル)など、世界で最も厳格なドイツ国内基準をクリアしております。
薪割りが危険をともなう作業であることはいうまでもありません。信頼という絆こそ、斧という道具に最も求められた資質だと我々は考えています。
ドイツ国内、ヨーロッパはもとより、森林を有し、薪を必要とするほとんどの国に輸出され、信頼のブランドとして流通している。
helko社の歴史は、ドイツの職人の街ヴッパータール市の小さな鍛冶屋にまで遡ることになる。
時は、1830年代。そもそものこの鍛冶屋の経営者・ helspar(ヘルスパー氏)が、共同経営者として、kothaus(コットンハウス氏)を迎え入れたことに由来する。それぞれのイニシャルを組み合わせたhel・koが社名の由来です。